ニュース 食品 作成日:2016年4月15日_記事番号:T00063564
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)が14日公表した、2014年度の「市販遺伝子組み換え食品の表示調査」結果によると、不合格率は7.1%で、不合格となったほとんどが大豆類やコーン類製品だった。調査は市場で販売されている約250種類の食品を対象に毎年行われている。不合格率は調査を始めた03年は57%だったが、大幅に低下している。15日付自由時報が報じた。
TFDAの王徳原副主任は、不合格には2種類があるとして、遺伝子組み換え食品であるにもかかわらずパッケージに非遺伝子組換え食品であると表示されている不実表示と、表示が不必要な商品に「非遺伝子組換え」との表示が記載されているケースを挙げた。表示が不適切な場合、食品安全管理法に基づいて4万~400万台湾元(約13万~1,300万円)の罰金が科せられる。
TFDAは今後も学校内の売店や給食業者、食品加工業者、豆製品製造業者に対する検査を継続する。学校給食では、昨年12月に遺伝子組み換えによる生鮮食材や加工食品の使用を禁じる法案が成立しており、学校給食で違反食材が使われていないか、および表示に違反がないかの調査を進める。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722