ニュース 金融 作成日:2016年4月15日_記事番号:T00063569
生命保険大手の国泰人寿保険は、昨年4月に発売した人気の貯蓄型終身保険「好事年年」の販売を25日で終了することを決めた。
同商品は6年間の保険料支払いで終身保障を受けることができるほか、6年目までは納めた保険料の1.4%を「生存保険金」として受け取れ、さらに7年目以降は毎年、基本保険金額の20%の生存保険金が支払われる仕組みで、発売から1年で750億台湾元(約2,500億円)の契約を記録するヒット商品となった。しかし、市場金利が低迷を受け、販売中止を決定した。
同社は「市場の状況を見ながら、同種の保険商品の発売を検討するが、利回りが好事年年を上回ることはない」と説明した。
保険各社も同様の貯蓄型終身保険を発売しているが、国泰人寿の販売中止で各社の対応が注目される。
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