ニュース 電子 作成日:2016年4月18日_記事番号:T00063581
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)の第1四半期連結売上高は212億3,900万台湾元(約710億円)で前期比38.32%減、また鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)は195億9,300万元で47.76%減と、ともに大幅に減少した。昨年末から第1四半期にかけてのiPhoneの在庫調整を受けてアップルからの受注が約3割減少したことや、12.9インチ「iPad Pro」の販売が予想を下回った影響を受けた。16日付工商時報が報じた。
証券会社は、TPKは第1四半期に赤字転落となり、GISも60%の減益に見舞われると予測した。ただ、アップルは第2四半期以降「iPad Air 3」や「iPhone7」など新製品を発売するとみられ、両社ともそれに伴う受注増が期待できるため、第1四半期が今年の谷底だったとの見方を示した。
また、GISは鴻海のシャープ買収によりIGZO(酸化物半導体、イグゾー)パネルの確保が安定するため、アップルからの受注に有利に働くとみられることから、証券会社は、同社の売上高は第2四半期から大幅に拡大し、通年で1,000億元を超えると予測している。
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