ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年4月18日_記事番号:T00063583
香港最大の企業グループ、長江集団の創設者、李嘉誠氏が投資する香港のリチウムイオン電池メーカーで、電気自動車(EV)生産にも参入する五龍電動車が台湾のEV向けリチウム鉄正極材料メーカー、立凱電能科技(Aleees)、および同社傘下で電動バスの開発、製造を手掛ける立凱緑能移動に総額約20億台湾元(約67億円)の出資を行っていたことが明らかとなった。18日付経済日報が報じた。
立凱電能の発表によると、同社に対し五龍電動車は今回、4億2,000万元を出資し、21.8%株式を取得した。発表当時、立凱電能は李嘉誠氏が五龍電動車の大株主という情報に言及しなかったが、同氏が現在、五龍株の6.6%を保有していることが明らかとなり、市場で注目を集めている。
また立凱電能も今後、4億9,000万香港ドル(約68億円)を投じて五龍電動車が発行する普通株および無担保転換社債を購入し、同社の株式4.2%を取得する方針だ。
なお立凱電能については、これまでに台湾の潤泰集団(ルンテックスグループ)の尹衍樑総裁が傘下の投資会社を通じて12%以上を出資しており、今回の投資は李氏と潤泰の尹衍樑総裁がEVの将来性に対する好感を示すものと受け止められている。
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