ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年4月18日_記事番号:T00063585
中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)傘下の台寿保産物保険は、保険金支払額の増加を受けて汽車第三人責任保険(日本の自動車任意保険に相当)の保険料を10%引き上げた。ドライバーにとって平均で約300台湾元(約1,000円)の負担増となる。華南産物保険や泰安産物保険、第一産物保険も、保険料の3~5%値上げでそれぞれ追随した。
自動車保険会社によると、昨年は業界全体で、人身事故に対する保険金の支払率が103%で赤字となった。事故の際に損害賠償を請求することが一般化したこと、および和解金額の上昇が原因だ。死亡事故の和解金は以前は平均300万元だったが、現在は平均で450万元ほどに上昇している。
保険会社にとって保険金の支払率は65%が理想で、来年も引き続き保険料の値上げが行われる可能性が高い。
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