ニュース その他製造 作成日:2016年4月18日_記事番号:T00063587
経済部統計処が15日に発表した2015年の製造業の上場店頭公開企業の研究開発(R&D)費は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が655億台湾元(約2,200億円)で、3年連続で首位となった。16日付工商時報などが報じた。
2位以下は▽鴻海精密工業、525億元▽聯発科技(メディアテック)、495億元▽和碩聯合科技(ペガトロン)、147億元▽台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、145億元──だった。各社とも過去最高を記録。上位5社の合計は1,967億元で、全体の34.1%を占めた。
全体のR&D費は前年比6%増の5,775億元で、対売上高比は2.5%と過去最高だった。電子部品業は5年連続で増加し2,829億元、パソコン・電子製品・光学製品業は1,965億元となり、合計で全体の83%を占めた。
同統計によると、15年の設備投資は前年比3.7%増の1兆2,055億元で、過去3年で最高だった。▽TSMC、2,575億元▽鴻海、710億元▽聯華電子(UMC)、605億元▽華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、531億元▽友達光電(AUO)、334億元──の5社が計4,755億元で、全体の39.4%を占めた。
電子部品業の設備投資は、ファウンドリーの技術向上で、前年比1.4%増の6,613億元と、3年連続で6,000億元を超えた。パソコン・電子製品・光学製品業は、モバイル端末需要で、41.7%増の1,423億元だった。食品業は、中国の環境保護政策の対応などにより工場拡張を減速し、20.5%減の326億元だった。
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