ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月18日_記事番号:T00063591
17日付工商時報によると、ファストファッション大手、H&Mは、台北市の繁華街、西門町にある入居予定のビルの内装工事を、3月初めからストップしたままだ。仲介会社によると、これまで入居していた誠品116の賃料は月800万台湾元(約2,700万円)だったが、H&Mは月1,200万元を提示され、オーナーの中影と契約見直しを協議する。
中影は16日、工事再開のめどなど詳細はノーコメントとした。
H&Mは、本部から同ビル出店の通知がなく、賃料についても回答できないと説明した。H&Mは台湾で、微風松高、台北駅前の2店を営業している。
問題の西門町のビルは、台北MRT(都市交通システム)板南線の西門町駅6番出口を出てすぐで、誠品116が昨年末まで10年間以上、営業していた。H&Mは今年2月に内装、外壁工事を開始し、8~9月に完工、オープン予定とみられていた。
統計によると、西門町は海外からの個人旅行者にとって、台北101や夜市(ナイトマーケット)を押さえて、最も人気のスポットだ。工事停止期間が長引けば、観光客のイメージダウンにつながる恐れがある。
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