ニュース 金融 作成日:2016年4月18日_記事番号:T00063594
金融監督管理委員会(金管会)によると、銀行や証券、保険などの台湾金融業者がアジア各地に設立した支店などの業務拠点が昨年末時点で473カ所となり、最近2年で52.1%増加した。金融業界はアジア市場での展開を強化すべく、東南アジア進出を積極的に進めている。18日付工商時報が報じた。
金管会は、企業買収を容易にするために銀行法や保険法の改正を行ったり、申請プロセスを簡素化するなど、金融業者のアジア進出を後押ししてきた。昨年以来、金融監督で協力を進めるべく、フィリピン、インドネシア、ベトナムなどの東南アジア7カ国と、提携覚書(MOU)を交わした。
台湾金融業者の世界全体の拠点数は昨年末時点で608カ所となり、前年比36.3%拡大した。なお、台湾金融業者が2013年下半期から15年第4四半期までに海外金融業者を買収したケースは計26件で、内訳は▽銀行、5件▽証券、9件▽保険、12件──となった。
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