ニュース 建設 作成日:2016年4月19日_記事番号:T00063632
台北文化体育園区(通称・台北ドーム)をめぐり、台北市政府が事業者の遠雄建設事業(ファーグローリー・ランド・デベロップメント)とのBOT(建設・運営・譲渡)契約を建設途上で解除する問題で、柯文哲台北市長は18日、台北市議会で民進党議員団に対し、非公開で経緯説明を行ったが、市議からは冷ややかな声が漏れた。19日付聯合報が伝えた。
柯文哲台北市長(左3)は時折興奮した様子で遠雄を痛烈に批判した(18日=中央社)
柯市長は席上、遠雄を「悪劣な企業グループだ」などと批判。さらに「遠雄の背後を馬英九(総統)が支えている」などと興奮して話す場面があった一方で、今後の台北ドーム問題の処理方向については、明確な説明がなかったという。
これに対し、市議からは「(遠雄と解約し)他社に経営を任せれば、問題はなくなるのか」「柯市長は自分の支持率のために、馬総統の退任前に急いで台北ドーム問題を解決すべきではない」などと否定的な意見が少なくなかったもようだ。
また、民進党議員団が経緯説明の模様をメディアに公開するよう求めたのに対し、柯市長が「報告は交渉内容に関わるため、外部に公表する必要はない」などと拒否したことも批判を浴びた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722