ニュース 電子 作成日:2016年4月20日_記事番号:T00063653
監視用ネットワークカメラ(IPカメラ)などセキュリティー関連機器メーカー、晶睿通訊(ビボテック)の陳文昌董事長は19日、熊本地震発生によりソニーの現地工場が稼働を停止したことによるイメージセンサー供給への影響について、「4~5月は当社の業績に大きな影響は出ない」としたものの、新製品の量産スケジュールに遅れが出る可能性があるため、現在、原料の確保に奔走していると説明した。20日付経済日報が報じた。
陳董事長は、ソニーはセキュリティー機器産業にとってイメージセンサーの主要供給源となっているが、最初の地震が発生した翌日の15日に緊急対策を講じたため、現時点でビボテックの生産ラインは正常を維持していると強調した。
なお同社の3月売上高は前月比37.5%増、前年同月比17.4%増の4億1,700万台湾元(約14億円)で単月の過去最高を更新した。今年の展望について陳董事長は北米市場などモノのインターネット(IoT)関連顧客の成長が好感できるほか、欧州市場については、これ以上ユーロ安が進まなければ安定を取り戻すとの見方を示した。
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