ネットワーク機器大手の友訊科技（ディーリンク）は19日、半導体設計・製造の米マイクロセミ社と、住宅内の煙感知器の警報を感知してスマートフォンに通知するスマート型デバイス「mydlink」の開発で提携すると発表した。今年第２四半期より量産、出荷を開始する計画だ。20日付工商時報が報じた。
mydlinkは壁のコンセントに差し込むだけで利用でき、住宅内に設置された一定の業界規格を満たす煙感知器および一酸化炭素検知器が発する警報を感知して家主やセキュリティー会社に転送するというもの。
業界関係者によると、mydlinkはワイヤレス機能を備えた検知装置を新たに購入することなく、スマート化を実現できるため、費用を大幅に節約できるという。
