ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月20日_記事番号:T00063660
20日付工商時報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団(フォックスコン)が再び、中国において実体店舗による小売市場に参入することを計画しているとの観測が浮上している。情報筋によると、傘下企業が既にアップルより同社製品を実体店舗で販売する権利を獲得しており、今後、中国市場を8~10のエリアに分け、各地の子会社がそれぞれ販売を手掛けることになるとされる。
鴻海はこれまでにも、中国においてたびたび小売事業に乗り出していたが、期待されたほどの成果を挙げられていない。しかし同グループの郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は先ごろ、シャープの買収契約を締結した際、「世界の消費者がリーズナブルな価格でシャープの家電製品を購入できるようにしたい」と抱負を延べており、改めて小売市場に参入することを示唆していた。
観測に対し鴻海は「小売チャネルの構築は長期的な発展戦略の一部であり、既に関連投資に着手している」とコメントしたが、詳細については明らかにしなかった。
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