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台湾のソブリン格付け見通し、来月にも上方修正か


ニュース その他分野 作成日:2008年3月26日_記事番号:T00006367

台湾のソブリン格付け見通し、来月にも上方修正か

 
 馬英九政権の誕生を控え、信用格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のソブリン格付け担当アナリストのタン・キムエン(陳錦栄)理事は、同社が台湾のソブリン格付け見通しを1カ月以内に「ネガティブ」から「安定的」に上方修正する方向で検討していることを明らかにした。26日付経済日報が伝えた。

 タン氏は「馬氏が総統選で勝利したことで、台湾の政治リスクが解消されたため」と理由を説明している。

 S&Pは2004年11月から台湾のソブリン格付けを「AAマイナス」、格付け見通しを「ネガティブ」に据え置いている。

 一方、ムーディーズ・インベスターズ・サービスのトーマス・バーン副会長は、「台湾に対する格付けは既に高水準だ」として、現時点で上方修正は考えていないことを明らかにした。