ニュース 農林水産 作成日:2016年4月20日_記事番号:T00063671
国際的な環境保護団体グリーンピースは、台湾のフカヒレ目的のサメ漁に警笛を鳴らした。同団体の報告によると、昨年8~10月の実地調査で、漁港1カ所で16件のフカヒレを確認した。行政院農業委員会(農委会)漁業署の調査では過去12カ月で台湾全土で16件しか摘発していなかった。20日付経済日報などが報じた。
グリンピースが遠洋マグロ漁業について行った調査で、台湾のフカヒレ漁が明らかになった(同団体リリースより)
捕らえたサメのヒレは闇市で売られるが魚体は捨てられるため、台湾では2012年からシャークフィニング(ヒレ切断)が禁止され、違反者には最高15万台湾元(約51万円)の罰金、深刻な場合は1年間の漁業許可停止が法律で定められている。
また、グリーンピースの報告によると、台湾の遠洋漁船では東南アジアなどの外国人労働者約16万人が働いており、人権侵害や人身売買が懸念される。漁船を外国で登録した場合、最低賃金など台湾の法律が適用されないためだ。
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