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M2伸び率、8カ月ぶり上昇


ニュース 金融 作成日:2008年3月26日_記事番号:T00006371

M2伸び率、8カ月ぶり上昇


 中央銀行は25日、2月の通貨供給量(マネーサプライ)は、代表的な指標であるM2の伸び率が年率で1.43%となり、前月を0.37ポイント上回ったと発表した。伸び率は8カ月ぶりに上昇に転じた。26日付経済日報が伝えた。

 一方、M1A、M1Bはそれぞれ0.10%、1.84%のマイナスとなった。M1Bは6年半ぶりのマイナス水準となり、M2の伸び率を大きく下回っている。

 中銀は「普通預金を定期預金に預け替えるケースが増えたことが背景」と説明している。M1Bの伸び率がM2の伸び率を下回れば、一般に投資資金が株式市場を回避している状況を指すが、金融業界では年内にM1BとM2の伸び率が逆転するとの見方も出始めている。