ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年4月21日_記事番号:T00063711
中国鋼鉄(CSC)は20日、鋼板、熱延、冷延、溶融亜鉛めっきコイルの主力4製品の6月の台湾域内向け製品オファー価格を1トン当たり平均1,483台湾元(約5,000円)引き上げた。値上げ幅は10.5%と市場予測の5~7%を上回り、2011年5月以降で最大となった。21日付工商時報などが報じた。
各製品の1トン当たりの値上げ幅は、▽鋼板、1,000元▽熱延、1,600元▽冷延、1,600元▽溶融亜鉛めっきコイル、1,600元──。今後5月下旬に、棒線、電気めっき製品、電磁鋼板の5~7月の台湾域内向け価格を発表するが、同様に値上げが見込まれる。
CSCは、欧米市場で3月以降、鉄鋼価格が1トン当たり100米ドル以上上昇したこと、中国市場でも鉄鋼減産を受けて価格が1トン当たり700~1,000人民元(約1万2,000~1万7,000円)上昇した流れを受けて引き上げを決めたと説明した。
CSCの第2四半期の受注目標は当初335万トンだったが、川下企業の発注意欲が強まっていることを受けて351万トンに上方修正した。第1四半期実績の328万トンから7%増の水準だ。
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