ニュース 運輸 作成日:2016年4月21日_記事番号:T00063717
長栄海運(エバーグリーン・マリン)は20日上海で、仏CMA CGM、中国遠洋運輸集団(COSCO、コスコ)、香港・東方海外貨櫃航運(OOCL)の3社と、世界最大の海運連盟となる「オーシャン・アライアンス」を結成することで覚書を結んだ。来年4月に期間5年で正式発足を予定している。21日付工商時報が報じた。
オーシャン・アライアンスはコンテナ船350隻を擁し、総輸送力は600万TEU(20フィートコンテナ換算)以上と、現在首位のマースクとMSCの「2M」アライアンスの210万TEUを大きく引き離す。当初は極東から北欧、地中海、紅海、ペルシャ湾などの東西幹線、および米国線など計40路線で協力し、世界のコンテナ海運のシェア34%を握る。
長栄海運は現在、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)や川崎汽船、韓進海運などとCKYHEアライアンスを組織しているが、COSCOと共に脱退することになる。このため協力していた陽明海運とは、一転ライバル関係となる。
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