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エバーライト15年売上高、世界6位に浮上【表】


ニュース 電子 作成日:2016年4月22日_記事番号:T00063734

エバーライト15年売上高、世界6位に浮上【表】

 LEDインサイドが21日発表した発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)の2015年売上高ランキングで、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が世界6位(前年7位)に、光宝科技(ライトン・テクノロジー)が10位(前年11位)にランクインした。一方、LED価格競争の激化で、各社の15年売上高はほぼ軒並み減少しており、エバーライトは前年比11.7%減、ライトンは0.2%減だった。22日付蘋果日報が報じた。

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 上位3位は、1位が日亜化学工業(15年売上高は前年比5%減)で、2位はオスラム(1.6%減)、3位はルミレッズ(3%増)と、前年と同じだった。

 LEDインサイドによると、上位3社はいずれも自動車用LEDが好調だった。上位3社で市場シェア7割を占めている。自動車用LEDは、特に信頼性が重視され、価格への要求度が低いことから、台湾メーカーも参入している。なお、15年の車載用LED市場は6億500万米ドルに達し、20年に6億1,100万米ドルまで伸びると予測されている。

 照明用LED市場は供給過剰で値下げ競争が激化しており、各社は新たな市場を開拓している。顔認識システム、セキュリティー関連にも注目が集まっている。