ニュース 電子 作成日:2016年4月22日_記事番号:T00063735
サムスンディスプレイ(SDC)とLGディスプレイ(LGD)がアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)技術で車載用パネル市場に参入し、世界2位、3位の群創光電(イノラックス)、シャープに迫ろうとしている。22日付経済日報が報じた。
市場調査会社IHSの統計によると、2015年の車載用パネル世界市場ではジャパンディスプレイ(JDI)がシェア17.3%で首位。鴻海精密工業傘下のイノラックスはシェア14.4%、鴻海が買収するシャープはシェア12.5%で、合計するとシェア26.9%で首位に浮上する。LGDは6位だった。
イノラックスは米テスラモーターズから17インチのセンターパネルを受注していたが、今年のテスラの新型車「モデル3」の15インチセンターパネルはLGDが受注した。
ポール・グレーIHSアナリストは、テレビは価格が安いが寿命が長いと指摘し、サムスンの車載用パネル参入は出遅れたが、正しい方向だと述べた。
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