ニュース 電子 作成日:2016年4月22日_記事番号:T00063737
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は、欧米自動車メーカー向けの車載用タッチパネルの供給が拡大する見通しだ。同社は米電気自動車(EV)大手、テスラ・モーターズに19インチと15インチ車載用タッチパネルを供給しており、テスラが3月下旬に発表した「モデル3」は1週間で予約が32万5,000台と非常に好調で、TPKの売り上げに貢献している。来年にはドイツの自動車メーカー向けに大量出荷を予定しており、車載用タッチパネルの売上高は数倍の成長が見込まれる。22日付工商時報が報じた。
TPKは、現在、車載用タッチパネルの売上比率は全体の1%にすぎないが、市場は高成長が期待できると説明。技術ハードルが高く自動車メーカーの認証に時間がかかるものの、そのぶん利益率も高くなると指摘した。
市場調査会社IHSテクノロジーは、車載用タッチパネルの市場規模は2013年の2,800万枚から21年には8,600万枚へ拡大すると予測している。現在、大型車載用タッチパネルが採用されているのは欧米などの高級車のみで市場は大きくないが、大衆車でも徐々に採用が進んできており、市場の拡大が加速するとみられる。
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