台湾賓士（メルセデス・ベンツ台湾）は、同社の統計によると第１四半期の販売台数が前年同期比14.3％増の6,053台となり、台湾の高級車市場でシェア33.6％を占めた。昨年は販売台数２万1,542台のうちＳＵＶ（スポーツ用多目的車）は約3,500台、16％だったが、昨年第４四半期に最新ＳＵＶシリーズを導入したことを受けて、今年第１四半期は販売台数1,652台で、全体に占める比率は27.29％と過去最高になった。22日付蘋果日報が報じた。
「ＧＬＳ」はベンツのＳＵＶラインアップの中でフラッグシップモデルの位置付けだ（台湾賓士リリースより）
ベンツは21日、ＳＵＶの最高級グレードとなる７人乗りの新型「ＧＬＳ」を発表した。価格はディーゼル３リットルエンジンタイプが429万台湾元（約1,450万円）、ガソリン５.５リットルタイプが692万元で、販売前からすでに10台以上の予約注文が入っている。ベンツの昨年のＳＵＶの目標販売台数は前年比２倍の7,000台だ。
第１四半期のその他の高級車ブランドの販売台数は、ＢＭＷが前年比２％減の4,514台でシェア25.1％、レクサスは11.1％増の3,424台でシェア19％だった。
