ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

CPDC、沈慶京董事長が辞任


ニュース 石油・化学 作成日:2016年4月22日_記事番号:T00063742

CPDC、沈慶京董事長が辞任

 中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)の沈慶京董事長(70)は21日、健康上の理由で、CPDC董事長および中華工程(BESエンジニアリング)の董事長を辞任した。CPDC董事長は林克銘董事、中華工程董事長は厳雋泰・元董事長が引き継ぐ。22日付経済日報などが報じた。/date/2016/04/22/06cpdc_2.jpg沈董事長(左)は先日、中華工程が手掛ける高級マンション「陶朱隠園」(台北市信義区)の工事現場を車いすで視察していた(中央社)

 沈氏は2011年からCPDC董事長を務めていた。CPDCは、沈氏は10日前に転んでけがをし、車いすで出勤していたが、医師から休養を勧められたと説明。CPDCと中華工程の業績不振が原因とのうわさを否定した。

 CPDC新董事長となる林氏は、京華証券(現・元大証券)総経理や香港の京華三一国際執行長を歴任し、中国を含む業界事情に詳しい。今後、エネルギー問題や土地の開発に尽力し、本業の石化原料の高価値化を目指す。

 中華工程董事長となる厳氏は、03年から董事長、沈氏の董事長在任中は同社の顧問兼董事を務めていた。