ニュース 電子 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063759
宏碁(エイサー)は米国時間の21日ニューヨークで行った新製品発表会で、今年創業40週年を迎えるに当たり、既存製品に加えて、ソフトとサービスを強化する「ビーイングウエア(Beingware)」の推進、および新分野への参入によってパソコン市場の新たな成長を促すという新規成長戦略を打ち出した。23日付経済日報が報じた。
「Xplova X5X」は専用アプリで複数メンバーの間でサイクリング情報を共有でき、自動ムービー撮影機能も備え「世界で最もスマートなサイクルコンピューター」をうたう(エイサーリリースより)
「ビーイングウエア」は、同社のクラウドサービス「自建雲(BYOC)」のコンセプトをスマート機器に拡大し、スマート機器の垂直ビジネスモデルの開拓、統合を進めるものだ。陳俊聖(ジェイソン・チェン)執行長は「ビーイングウエア」の応用新製品としてサイクルコンピューターの「Xplova X5」、高齢者向けタブレット端末の「グランドパッド(GrandPad)」を挙げた。
エイサーはPC新製品として、CPU(中央処理装置)にインテルの第6世代Core iシリーズを搭載した世界初のファンレス2in1ノートの「Switch Alpha 12」、およびオキュラスVR、HTC Vive、OSVR、StarVRの各種バーチャルリアリティー(VR)製品に対応するゲーム用デスクトップPC「Predator G1」を発表した。また、超薄型の13.3インチハイエンドノートPC「Aspire S13」も発表した。同水準のスペックを持つアップル製品の約半額の699米ドルで、価格訴求力をアピールする。
陳執行長はこの他、ロボットの自社開発に取り組んでおり、今後1~2年で製品が完成するとの見通しも示した。
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