ニュース 電子 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063762
25日付蘋果日報によると、通信キャリア大手の台湾大哥大(台湾モバイル)と遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は、第4世代移動通信(4G)使い放題サービスのうち、月額499台湾元(約1,700円)プランの受け付けを今月末で終了する。同業最大手の中華電信は既に今月初めに月額1,000元以下の4G使い放題プランを打ち切っており、4G普及期に価格設定を引き下げてユーザー獲得を図る時代が幕を閉じる見通しだ。
4Gサービスがスタートした一昨年当時は、使い放題プランの月額料金は各社とも1,300元を上回っていたが、市場競争の激化を受けて昨年は1,000元以下まで低下。さらに今年、各社は500元以下で最初の半年~1年間が使い放題となるプランの販売を開始した。
しかし中華電信は今月初め、データ通信量に応じた356~2,699元の新たな4Gプランを発表した一方で、4G使い放題サービスは月額988元プランを打ち切り、同プランの最低価格を1,199元に引き上げた。
また台湾大哥大と遠伝は月額499元で4G通信が初年度使い放題、次年度は5ギガバイト(GB)まで利用可能なプランの申込受付を今月末で終了する。なお台湾大哥大は月額998元プランについては他社の動向を見て継続するかどうかを決定するとしている。
一方、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)と亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)の4G使い放題は、それぞれ月額488元、898元の低額プランの提供を5月以降も継続する方針だ。
また、遠伝、台湾大哥大、台湾スター、亜太電信の4社は、データ通信量の上限をそれぞれ200メガバイト(MB)~1.2GBに設定した上で月額200元以下で利用できる4G通信プランの提供を相次いで開始している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722