ニュース 家電 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063763
エアコンブランド各社は、4月以降の気温上昇を受けて、軒並み前年比で10%以上の出荷増となっている。エアコン販売は例年5~7月が最盛期だが、今年は既に商戦が本格化している。25日付工商時報が報じた。
ダイキン工業の台湾総代理店、和泰興業の李良懿副総経理は、第1四半期に前年同期比10%の販売台数増を記録した後、4月は中南部の気温上昇で特に量販店で販売が伸びており、4月は前年同月比10%以上の出荷増になるとの見通しを示した。同社は独自開発の新冷媒「R32」の使用機種を対象に、3,000台湾元(約1万円)の割引キャンペーンを7月末まで実施する。声宝(サンポ)も3~4月の販売台数は少なくとも10%以上伸びると見ている。
台湾日立の主管は、1~4月は2月末まで行われた省エネ家電に対する補助制度と、最近の気温上昇によって、販売台数が前年同期比で10%以上増の18万台に達したと説明。特に最近は好天で1日1,000台以上が売れているとして、今年の目標販売台数33万台の達成に自信を示した。
奇美集団は今年、高級省エネインバータ機種を販売の主眼に置き、販促キャンペーンを5月に前倒しして展開する。今年の販売目標は1万台で昨年の5,000台余りから約2倍に引き上げた。
家電量販店大手、燦坤3Cは、今年のクーラー販売台数は前年比10~20%伸びると予想している。
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