ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063771
経済部統計処が22日発表した飲食業の3月売上高は336億台湾元(約1,200億円)で前月比15.4%減、前年同月比1.8%減と、14カ月ぶりに前年割れに転じた。3月は大雨が続き、消費者が外出を控えたことが影響した。23日付経済日報が報じた。
一方、小売業売上高は前月比3.2%減、前年同月比1.1%増の3,196億元で、3月としては過去最高だった。うち百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、量販店の売上高が軒並み3月としては過去最高だった。中でもスーパーは148億元で前月比6.9%減ながら前年同月比9.2%増と、小売業で最も伸びた。経済部統計処の楊貴顕副処長は、百貨店の新規オープンや新テナント進出、スーパー、量販店、コンビニの新規出店や生鮮食品販売の強化が奏功したと説明した。
なお、卸売業の3月売上高は7,857億元で前月比28.5%増、前年同月比5.3%減だった。うちパソコン、モバイル端末などの機械器具業が3,164億元で前月比41.7%増、前年同月比5.3%減、建材業が595億元で前月比37.8%増、前年同月比11.5%減だった。
経済部は、4月も大雨が1週間続き、飲食業売上高は依然伸び悩むが、清明節の連休や母の日商戦によって小売業売上高は1%増えると予測した。
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