ニュース 金融 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063774
台湾の5大保険会社のうち、富邦人寿保険が第1四半期に対中有価証券投資で7億400万台湾元(約24億円)の損失を計上したことが分かった。市場は今後中国事業の業績を発表する残る4社も同様に苦戦したのではないかと懸念している。25日付経済日報が伝えた。
証券業界は「富邦人寿は中国株に積極的に投資しており、小型株やIPO銘柄への投資が多いため、投資収益に起伏が大きい」と分析した。
富邦人寿の対中有価証券投資は昨年末時点で残高が392億元に達したが、3月末現在で388億元に減少していた。富邦人寿は「収益能力に影響はない」と説明した。
5大保険会社による対中有価証券投資は昨年末時点で残高が1,688億元となり、累計で246億2,000万元の収益を上げているが、四半期ベースでの損失計上は異例だ。
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