ニュース 金融 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063776
台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)は、フィリピン最大手銀行、BDOユニバンクと提携の了解覚書(MOU)を締結した。23日付工商時報が報じた。
BDOは、小売り、商業施設、不動産開発、金融などを手掛けるSMグループ傘下。BDO本店と台北事務所の行員がこれまで台湾企銀と交流を重ね、良好な関係にあった。フィリピンは、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でも経済発展が著しい。
台湾企銀の朱潤逢董事長は、提携MOUにより、台湾企銀はフィリピンでの知名度が向上するほか、現地の法規、経済、ビジネス情報の取得、東南アジア展開が有利になると指摘した。BDOを通じて台湾とフィリピンの企業や個人、海外の台湾企業に対してサービスを提供し、協力し合い、発展していくと表明した。
台湾企銀は、昨年30.9%だった海外での利益を40%まで引き上げる目標だ。今年はニューヨーク、東京に支店を設けるほか、既に開業しているロサンゼルス、香港、上海、シドニー、ブリスベン、武漢の各支店の収益力を高める構えだ。このほか、ミャンマー・ヤンゴンに駐在員事務所、上海に不動産リース、カンボジアにマイクロファイナンス(小規模金融)機関を設立している。
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