ニュース その他製造 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063778
経済部統計処が22日発表した3月の工業生産指数は、前月比24.8%上昇、前年同月比3.57%下落の107.9ポイントで、11カ月連続でマイナス成長となった。第1四半期の工業生産指数は98.65ポイントで前年同期比4.58%下落した。23日付自由時報が報じた。
3月の製造業生産指数は前月比26.39%上昇し、108.51ポイントとなった。3月は2月の台湾南部地震による影響を補うべく、企業が増産を進めたことで前月比で大幅上昇となった。前年同月比では依然4.16%の下落だったが、下落率は過去8カ月で最低だった。
業種別では、コンピューター・電子製品および光学製品が、世界的な携帯電話市場の成長鈍化により前年同月比15.39%下落し、自動車および部品は輸入車のシェア上昇により4.59%の下落となった。
鉄鋼は前年同月比4.22%、石油化学は2.47%のマイナス成長となった。鉄鋼は価格の下げ止まりと、石化はアジアの石油化学メーカーの定期点検による生産減少見通しというプラス材料があるものの、比較対象の昨年第2四半期の数値が高いため、第2四半期は引き続きマイナス成長になると予想されている。
楊貴顕副処長は今後の製造業生産指数の見通しについて、4月は電子業が非需要期のため引き続きマイナス成長となるものの、早ければ5月から回復に転じ、第3四半期はプラス成長になると話した。
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