ニュース 社会 作成日:2016年4月25日_記事番号:T00063780
先週スポーツイベントに出席した馬英九総統が短パン姿で準備運動を行っていたところ、股間から見えてはいけないものが「ポロリ」。その場に居合わせたメディアカメラマンがこの場面を激写し、自身のフェイスブックページに投稿したことからインターネット上にあっという間に拡散され、話題を集めている。
馬総統は23日午前、国立清華大学(新竹市)の台湾移転60週年を記念して開催されたマラソンイベントに参加。スタート前にウォーミングアップのためアキレス腱を伸ばそうと両足を前後に大きく開いたところ、短パンの下から総統の大事な部分が顔をのぞかせ、ちょうど後方にいたネットメディア「独立媒体(TWIMI)」のカメラマンのレンズに捉えられてしまった。
さらにこのカメラマンは自身のフェイスブックページに「見て気分が悪くなったら国家賠償を請求して」「なぜ下着をはかないの!」などと冗談めかしたコメントを加えた上で撮影した馬総統のポロリ写真をアップロードした。するとこの写真はネット上に一気に拡散し、総統のあられもない姿が多くの市民の目にさらされることになったため、総統府の陳以信報道官は、同カメラマンが代表を務めるネットメディア「独立媒体」に対し「不適切な写真を提供、公開した」と強く非難した。
また次期総統の蔡英文・民進党主席も「国家元首のプライバシーや身体的特徴をメディアがニュースの題材とすることは個人の尊厳を無視する行為であり、メディアの職業倫理および社会的責任に背くもの」と批判する声明を発表した。
しかしその後、今回、馬総統の写真をアップロードしたカメラマンは、かつて5年ほど蔡英文氏の専属カメラマンを務め、共著で「蔡英文写真集」を出版した経歴の持ち主であることが発覚。国民党陣営は蔡氏に対し「かつての部下の行為に対する責任を避けるため故意に関係を隠した」と批判を強めている。
ただ、馬総統は2011年にも同様のポロリ写真を撮られており、ネットユーザーからは「なぜ下着を付けないのか」「自ら露出しているのに、見られたと人を責めるのは何事か」とやゆする声も上がっている。
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