ニュース 電子 作成日:2016年4月26日_記事番号:T00063788
市場調査会社、IHSの統計によると、友達光電(AUO)は第1四半期の大型パネル出荷枚数が2,444万枚で、市場シェア15.8%の3位だった。昨年第3四半期のシェア15.1%、4位から上昇した。中国パネルメーカーが生産能力を増強する中、AUOは高付加価値製品の出荷を増やす戦略で、値下げ競争を回避した。韓国メディアの報道を基に26日付経済日報経が報じた。
群創光電(イノラックス)は2,291万枚で、シェア14.8%の4位だった。昨年第3四半期はシェア17.3%で3位だった。台湾南部地震の影響で、2~3月の出荷枚数が大幅に減少したことが響いた。ただ、生産能力は徐々に回復しており、今後は出荷枚数が増える見通しだ。
首位はLGディスプレイ(LGD)で3,749万枚、シェアは24.3%だった。同社は26四半期連続で首位だった。2位は京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)で2,666万枚、シェア17.3%で、昨年第3四半期の5位から上昇した。昨年第3四半期にシェア17.6%で2位だったサムスンディスプレイ(SDC)は2,243万枚、シェア14.5%で5位に転落した。
IHSは、昨年第4四半期の値崩れで、パネルメーカーの第1四半期利益は予想していたよりも悪いと指摘。中国メーカーが増産を続け、このまま在庫が消化されなければ、18年まで供給過剰が続くと予測した。
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