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中華電信、巨額為替差損でCFOを減給処分


ニュース 電子 作成日:2008年3月26日_記事番号:T00006379

中華電信、巨額為替差損でCFOを減給処分

 
 中華電信は25日の董事会で、米ドル為替先物関連のデリバティブ金融商品によって、巨額の含み損を抱えたとして、謝剣平財務長(CFO)に対し5%の減給処分を下した。26日付経済日報が報じた。

 同先物商品はゴールドマン・サックスから購入したもので、設定価格は1米ドル=31.5台湾元(約104.8円)。中華電信は31.5元以上の元安ならば利益が出たが、30.95元まで上昇してしまったため、約40億元の含み損を抱えた。1元元高になるごとに新たに10億元の含み損が出る計算で、25日時点の1米ドル=30.1元で、損失はさらに8億~9億元膨らんだことになる。