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機械業界、3月受注額が回復


ニュース 機械 作成日:2016年4月26日_記事番号:T00063790

機械業界、3月受注額が回復

 機械業界の3月受注額は19億2,000万米ドルで、月間19億~20億米ドルだった従来の水準を回復した。台湾区機器工業同業公会(TAMI)の王正青秘書長は、昨年の月平均輸出額が16億7,500万米ドルだったことを挙げて、業界の景気は底を打ったと指摘した。円や韓国ウォンの対ドル上昇幅が台湾元より大きく、受注に有利に働いた。4月の上海やソウルでの展示会への参加が第2四半期出荷に貢献しそうだ。26日付工商時報が報じた。

 TAMIの統計によると、機械設備の第1四半期輸出額は48億9,300米ドルで前年同期比9.1%減だった。台湾元換算では1,620億台湾元(約5,600億円)で4.7%減だった。

 友嘉集団(フェアフレンドグループ)や東台精機(東台マシン&ツール)など工作機械大手は2~3月に受注が戻った。黄建中・台湾区工具機零組件工業同業公会(TMBA)秘書長は、第2四半期の受注、出荷は前期より良くなるものの、下半期の景気見通しは不透明だと述べた。