ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年4月26日_記事番号:T00063791
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、5月の台湾域内市場向け主要製品のオファー価格を7.40~12.5%引き上げると発表した。26日付工商時報が報じた。
5月台湾市場向けの値上げ幅は▽熱延製品、1トン当たり1,000台湾元(約3,400円)▽冷延製品、1,000元▽溶融亜鉛めっきコイル、2,000元──。これにより、熱延価格は1トン当たり1万4,500元、冷延は1万7,000元、溶融亜鉛めっきコイルは1万8,000元となる。熱延の価格は2月からの値上げで、累計2,300元、18.85%上昇する。
5月の輸出向け価格は熱延、冷延とも1トン当たり50米ドルの値上げで、熱延は450~480米ドル、冷延は550~580米ドルとなる。
中鴻鋼鉄は値上げについて、原料の鉄鉱石価格の上昇、中国メーカーの減産、日中韓の熱延価格上昇のためと説明した。特に中国の熱延価格は累計で8割上昇して3,300人民元(約5万6,000円)に、日本と韓国も400米ドルに達している。
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