ミシュラン認定香港飲茶レストラン「添好運点心専門店」は26日、板橋大遠百（メガシティー）に100坪・120席の大規模店舗をオープンした。添好運の台湾代理、和億生活の林晋頡執行長は、メガシティーの店舗は年間売上高１億台湾元（約３億4,000万円）が目標と語った。26日付工商時報などが報じた。
和億生活の林執行長は、不景気のため、おいしくてコストパフォーマンスが高い香港飲茶が受けていると分析した（25日＝中央社）
添好運は今年、高雄市の漢神百貨（漢神デパートメントストア）をはじめ、桃園、新竹、台南などを候補に３～４店舗を開店し、売上高10億元を目標とする。
台湾の添好運は2015年売上高が４店合計で６億元に達した。１店舗当たりの売上高、１日当たり、１カ月当たりの売上高、来店客数、回転率は香港、シンガポールの店舗を上回っている。
また、昨年11月にオープンした微風信義（ブリーズ信義）に出店している香港飲茶「点点心」も、年内に２号店を台北駅周辺に、３号店を新北市にオープンする予定だ。
添好運と点点心は行列ができる人気だが、ショーロンポーの鼎泰豊の１店舗当たり年間売上高３億元には達していない。
