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王品Q1黒字化、経営改革が奏功【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月26日_記事番号:T00063800

王品Q1黒字化、経営改革が奏功【図】

 飲食店チェーン大手の王品集団は25日の董事会で、純利益8,300万台湾元(約2億8,000万円)を計上し、1株当たりの純利益(EPS)が1.07元と黒字に転じたことを報告した今年第1四半期の財務報告を承認した。同グループは昨年7月に就任した陳正輝董事長の下、喫茶店チェーンの曼咖啡(Famonn Coffee)を含め、全体の1割以上に当たる35店の不採算店を整理。この結果、今年第1四半期は3四半期ぶりに黒字に転じた。26日付経済日報などが報じた。

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 同社の第1四半期の台湾市場での売上高は24億9,400万元で、前期比7.4%増、前年同期比7.9%減となった。中国市場での売上高は17億500万元で、前年同期比1.95%増となった。現在、北京や上海、広州など37都市で150店舗以上を展開している。

 同社は今後、台湾市場では小規模ブランドを多く展開していく方針で、今年は新たに2ブランドを立ち上げる。店舗網を拡大し過ぎてグループ内で食い合いが起きたことへの反省の下、規模拡大ではなく1店舗当たりの収益力を高める戦略を採る。