ニュース 家電 作成日:2016年4月27日_記事番号:T00063818
中国の発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手、木林森は川下の自社照明ブランド運営において、台湾市場を海外展開の試金石として選定した。地場メーカーの亜壮照明科技(YACG)と提携を結び、各地の電気店や量販電での販売を拡大し、台湾LED照明市場シェアで2位を目指す考えだ。27日付電子時報が報じた。
木林森は近年、生産能力の拡充を続け、現在、業界で世界9位の地位にある。一方、照明ブランド事業についてもドイツ・オスラム社の照明事業買収に乗り出しているほか、中国市場では強力な低価格戦略を展開している。
ただ2014年に進出を果たした台湾市場では、地場業者との提携による販売戦略を取っており、大幅な値引きは行っていない。今年から木林森のLED電球、LED蛍光灯などの台湾での販売を担う亜壮照明は、電気店、量販店、建設関連など幅広い分野に販路を築いており、木林森製品の販路拡大に貢献しそうだ。
同社は「17年より木林森製品のマーケティングを本格化し、最終的には台湾市場でシェア1位を目指す」と表明している。
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