ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年4月27日_記事番号:T00063820
電動バイクや電気自動車(EV)向けバッテリーマネージメントシステム(BMS)の設計、開発を手掛ける達振能源(TDハイテックエナジー)と、バッテリー交換設備などを手掛ける易能電網科技(ezSWAP Networks)はこのほど、中国に電動バイク用バッテリー交換システムを導入することで同国のバイクメーカー、奔馬実業(広東省広州市)と提携すると発表した。今年下半期に広東省、福建省にバッテリー交換スタンドを200基設置。運営が安定した後、他の省での設置を進める計画だ。27日付工商時報が報じた。
「三鈴摩托(SANLG)」などのブランドでのバイク販売および輸出を主とする奔馬実業は、昨年の売上高が50億台湾元(約170億円)を超え、中国のバイクメーカー200社余りのうち上位10%に入るメーカーだ。湛玉娟同社董事長は、中国の電動バイク市場は既に5,000万台を突破し、規模が大きい一方で参入障壁が低いため、進出に向けた提携パートナーを模索していたと説明した。
なお達振能源の楊模樺総経理は、福建省だけで30万台の市場規模があり、500基のバッテリー交換スタンドが必要と指摘。今回の提携事業で1年目に広東省、福建省合わせて500~1,000基を設置する予定と語った上で損益均衡には十分な規模との見通しを示した。
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