ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年4月27日_記事番号:T00063823
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は26日、ベトナム・ハティン省の大型製鉄所の周辺海域で起きた魚の大量死について声明を出し、遺憾の意を示しつつも、同社は現地の法令に基づき廃水処理を行っていると強調し、関係を否定した。NOWnewsなどが同日報じた。
ベトナムの国営メディアは事件に関し、同社の工場が排水システム洗浄のために有毒な化学物質を使用した可能性を示唆した。工場関係者は現地メディアに対し「漁業か最先端技術の製鉄所か、どちらかを選ぶ必要がある」と述べたという。
台プラグループは、22日からの現地政府による数回の立ち入り検査で、魚の大量死の関係は証明されなかったと指摘。廃水処理は現地の基準を満たしており、24時間監視システムを設置していると説明した。現在の排水量は1日当たり約1万1,000平方メートル。
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