ニュース 金融 作成日:2016年4月27日_記事番号:T00063833
政府系銀行の第一商業銀行は、宏誌科技(リテール・システム)と合弁で新会社「騰雲科技服務」(ターン・クラウド)を設立し、26日業務を開始した。金融にIT(情報技術)を活用する「フィンテック」で業界をリードするのが狙いだ。27日付工商時報が伝えた。
第一銀は新たな支払い方法の導入やO2O(オンライン・ツー・オフライン)方式の応用などにより、付加価値が高い金融サービスの実現につなげていく構えだ。
騰雲科技服務の資本金は5,000万台湾元(約1億7,000万円)で、第一銀と宏誌科技が主要株主となっている。
宏誌科技は小売業向けの販売管理システムや電子発票(公的領収書)システムの開発を手掛け、同分野でシェア80%を握る。
宏誌科技は商店の収支管理、銀行取引、営業管理、電子発票の機能を一体化した「トータル・ソリューション」提案を行っており、今後は百貨店やチェーン店だけでなく、小規模商店への普及も進めていく。
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