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奇美電、奇晶光電に10億元の追加出資


ニュース 電子 作成日:2008年3月26日_記事番号:T00006384

奇美電、奇晶光電に10億元の追加出資


 奇美電子(CMO)は25日の董事会で、同社傘下の奇晶光電に対し、2本目のアクティブ型有機ELディスプレイ(AMOLED)生産ライン設置のため、10億台湾元(約33億3,000万円)を追加出資することを決議した。新ラインの月産能力は2インチ換算で7万枚、下半期にも量産を開始し、日本や中国、韓国メーカーのテレビ付き携帯電話向けに11~12インチ製品を生産する予定だ。

 同社の既存ラインは月産能力7万枚で、昨年12月から受注超過の状態だという。主に2.4インチおよび2.8インチ製品を生産しており、第1四半期からは車載製品向け4.3インチ、第2四半期からは7.6インチのデジタルフォトフレーム向け製品も受注している。増資後、奇晶の資本金は22億元となる。

 奇美はまた、TFT液晶ディスプレイ(LCD)モジュール、材料および生産設備での展開戦略を踏まえ、傘下の元奇投資にも計10億元の現金増資を行うことも承認、元奇の増資後の資本金額は25億元となる。26日付経済日報が報じた。