ニュース 家電 作成日:2016年4月28日_記事番号:T00063844
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が27日発表した第1四半期の連結売上高は344億400万台湾元(約1,200億円)で前期比1.6%増だったが、2月の台湾南部地震の損失計上で、親会社株主に帰属する純利益は2億1,000万元で93.4%減だった。28日付工商時報などが報じた。
UMCによると、第1四半期売上高に占める28ナノメール製造プロセスの割合は8%と、前期の11%から低下した。出荷枚数は8インチウエハー換算で143万枚、設備利用率は82%だった。第2四半期の出荷は前期比約5%増、平均価格は1~2%上昇、平均粗利益率は20%以上まで回復し、設備利用率も87~89%に上昇すると予測した。
証券会社は、聯発科技(メディアテック)やクアルコムから28ナノプロセス製品の受注が増え、第2四半期の設備利用率が5~7ポイント上昇すると予測した。アップル以外が主要顧客の同社は、通信製品や消費性電子製品、自動車用電子製品の受注が増えている。
UMCは、中国・福建省アモイ市の12インチウエハー工場に第2四半期に設備を搬入し、第3四半期に試験生産を開始する予定だ。今年の設備投資は22億米ドル。
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