ニュース 農林水産 作成日:2016年4月28日_記事番号:T00063857
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は27日、米国産牛肉から残留許容値の2倍の成長促進剤ラクトパミン(通称・痩肉精)が検出されたと発表した。台湾が2012年9月にラクトパミンを使用した米国産牛肉の輸入を解禁して以来、残留基準違反は初めてだ。28日付中国時報が伝えた。
問題の商品は冷凍骨なし牛肉で、重量3,465キログラム。ラクトパミンの検出値は残留許容値(0.01ppm)の2倍の0.02ppmだった。市中には流通しておらず、輸入業者には返送または廃棄処分を求めた。
TFDAは問題の牛肉を輸入した樹森公司について、輸入時の検査比率をこれまでの2~10%から20~50%に引き上げる措置を取る。
12年に国民党政権がラクトパミンを使用した米国産牛肉の輸入を解禁した際、民進党などはラクトパミンの検出は一切認められないとして、強く抵抗し、立法院の議長席を占拠する騒ぎに発展した。
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