ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063871
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)は28日、5月のオファー価格の7.8~8.3%引き上げを決定した。値上げは2カ月連続で、値上げ幅は2014年6月以降で最高だ。29日付工商時報が報じた。
台湾域内向けの値上げ幅は、300系熱延、冷延が1トン当たり4,500台湾元(約1万5,000円)、400系熱延、冷延は2,000元。300系の輸出価格は180~200米ドル引き上げる。
YUSCOは、ニッケルや鉄スクラップなどの原材料価格が上昇しているためと説明した。同社は、コストを十分に反映できていないとして、6月価格を引き上げる可能性を示唆した。
同業大手の唐栄鉄工廠も、コスト増を理由に5月値上げで追随する見通しだ。
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