ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063879
中国人観光客を専門に扱う業者などによると、5月の労働節(メーデー、5月1日)連休に訪台する中国人ツアーが3割減少する見通しだ。阿里山や日月潭、士林夜市などの有名観光地では4月30日から5月1日に訪れる中国人ツアー客は前年同期比で少なくとも2割減少するとみられる。29日付工商時報が報じた。
これにより、中国人ツアー客を扱う台北市の複数のホテルは、売上高が前年同時比で15%減少。高雄市の高雄統茂松柏大飯店は予約率が30~40%減少していると説明した。屏東県墾丁の墾丁馬爾地夫温泉大飯店に至っては、昨年は計400室の予約の半分を中国人客が占めたが、今年はゼロになってしまったという。
中国人観光客を扱う旅行会社が中国業者から得た情報によると、江蘇省や湖南省、四川省など中国各地の旅遊局が「5月20日に台湾地区の指導者が交代するが、大陸(中国)に対する政策が不明瞭で、安全のため5月20日から6月30日まで訪台に関する手続きを停止する」などの通知を出しているという。このため台湾の業者は、少なくとも7月までは中国人客が少ない状況が続くとみている。
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