ニュース 商業・サービス 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063880
台北市数位行銷経営協会(デジタル・マーケティング・アソシエーション、DMA)が28日発表した調査報告によると、2015年の台湾デジタルメディア広告市場で、モバイル広告が前年比115.4%増の49億2,600万台湾元(約160億円)で、ウェブサイト広告(46億6,600万元、26.7%減)を初めて上回った。ウェブサイト広告は初めて前年割れとなった。29日付工商時報が報じた。
市場規模は193億5,200万元で前年比19.6%拡大した。うちキーワード広告が19%増の56億300万元と、全体の28.95%を占め最大だった。以下、▽モバイル広告▽ウェブサイト広告▽リッチメディア(動画)広告(30億6,800万元、前年比71.4%増)▽交流サイト(SNS)やブログ(10億8,900万元、6%増)──の順だった。
DMAは、キーワード広告の増加について、SNSの話題で出たキーワードをモバイル端末で検索する人が増えたためと分析した。SNSやブログの増加は、化粧品などで口コミマーケティングが広く使われているためと指摘した。
広告主は▽パソコン・IT(情報技術)、23.17%▽化粧品、11.97%▽映画メディア関連、11.42%──が上位3位。サービス業(5.06%)、家電(3.8%)、家庭用品(3.39%)などが初めてトップ10入りした。
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