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銀行が昨年23支店閉鎖、デジタル化を反映【表】


ニュース 金融 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063882

銀行が昨年23支店閉鎖、デジタル化を反映【表】

 金融監督管理委員会(金管会)が28日発表した統計によると、銀行が昨年閉鎖した支店は23店で、過去5年で最多だった。29日付経済日報が報じた。

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 呂蕙容・金管会銀行局副局長は、インターネットバンキングなど金融サービスのデジタル化により、実店舗の必要性が低下していると指摘した。また、銀行同士のM&A(合併・買収)により、支店の統廃合が進んでいると説明した。

 支店の閉鎖は多かった順に▽合作金庫商業銀行、11店▽渣打国際商業銀行(スタンダード・チャータード)、6店▽匯豊商業銀行(HSBC)、4店▽オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)、2店──だった。

 外資系銀行の支店閉鎖が多かったことについて、詹庭禎・銀行局局長は、単にコストが理由で、撤退計画はないと強調した。

 呂銀行局副局長は、毎年10店前後の支店開設を許可しており、個人向けが主力の銀行のほか、工業銀行から商業銀行への転換で、支店を増設する銀行が多いと説明した。