ニュース その他分野 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063885
行政院主計総処が29日、今年第1四半期の域内総生産(GDP)成長率がマイナス0.84%になったと発表した。2月時点の予測値マイナス0.64%を0.2ポイント下回り、マイナス成長は3四半期連続となった。台湾は金融危機の際、5四半期連続でのマイナス成長を記録しており、仮に今年第3四半期までマイナス成長が続けば当時に並ぶことになる。中央社電などが同日伝えた。
第1四半期の成長率が予測を下回ったのは、輸出の前年比マイナス成長が続いたことが最大要因だ。製造業の投資や、建設プロジェクトも振るわなかった。一方、訪台観光客数が前年同期比16.03%増加したことや、個人消費成長率が1.84%と予測値の1.24%を上回ったことなど好材料もあり、マイナス1%以上の悪化は避けられた。
第1四半期のGDP成長率が下方修正されたことで、今年通年で1%の成長率を確保できるのか懸念が持たれるが、主計総処は今後GDP成長率は四半期ごとに改善していくとの見方を示した。
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