ニュース 運輸 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063886
台湾鉄路(台鉄)では鉄道高架化に伴う新駅舎が来年にも完成するが、駅前広場の開発は、長距離バス会社、国光客運が土地譲渡に応じず、着工のめどが立っていない。29日付中国時報が伝えた。
高架化工事が進む台鉄台中駅と駅前の国光客運ターミナル(左)(YSN=1月撮影)
駅前広場は面積1万5,000平方メートルで、既に95%の用地取得が完了しているが、残る5%に相当する国光客運の保有地(820平方メートル)の取得が完了していない。
台中市政府建設局の黄玉霖局長は「市政府が国光客運の用地を買収しようとしているが、国光側がさらに高額を要求し、売却に応じようとしない」と述べ、土地取得問題が駅前広場の整備計画に影響を与えることに懸念を示した。
これに対し国光客運は「市政府とは調整過程にあり、企業の社会的責任を果たすとともに、市民の権益を優先して考え、誠意を尽くしている」とコメントした。一方で、市政府が協議の過程を一方的に公表したことには不快感を示した。
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