ニュース その他分野 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063888
モバイル端末などを使用したインターネットショッピングの普及を背景に、台湾市場の開拓を狙う中国企業による商標登録出願が急速に増えている。経済部の統計によると、第1四半期の中国企業の商標申請数は前年同期比31.05%増の1,110件と外国企業の国・地域別で最多となった。29日付工商時報が報じた。
第1四半期の国・地域別出願数の2位以下は▽米国、966件(前年同期比8.78%増)▽日本、879件(9.74%増)▽香港、361件(13.52%増)▽韓国、317件(11.62%増)──となった。
経済部智慧財産局(知的財産局)関係者は中国からの出願数増加について、中国企業が中国の商標の国際的な地位向上を望んでいることや、中台間で商業活動が活発化する中、中国メーカーが台湾で商品を販売するには商標の表記が必須となることが背景にあると分析した。
なお智慧財産局の統計によると、昨年受理された外国人による商標登録の出願数は前年比7.4%増加し、国・地域別では中国からの出願が3,919件で初めて米国と日本を上回った。
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